专利摘要:

公开号:WO1992002134A1
申请号:PCT/JP1991/001059
申请日:1991-08-08
公开日:1992-02-20
发明作者:Kazumasa Ogino;Haruo Shimamura;Kazuyuki Tomisawa;Fumio Urushizaki;Masami Nemoto;Tuguchika Yoshida
申请人:Taisho Pharmaceutical Co., Ltd.;
IPC主号:A01N33-00
专利说明:
[0001] 明細睿 ゴキブリ の誘引、 摂食刺激剤
[0002] 技術分野
[0003] 本発明は、 ゴキブリ の誘引, 摂食刺激剤に関する。
[0004] 背景技術
[0005] ゴキブリ は全世界に最もよ く知られた衛生害虫の一種であり、 家住性 と してク ロゴキブリ、 ャマ ト ゴキブリ、 ヮモ ンゴキブリ、 チヤバネゴキ プ リ、 ト ウ ヨ ウ ゴキブリ などが知られている。
[0006] 一般的に、 ゴキブリ の駆除には誘引作用と摂食刺激作用を合わせもつ こ とが重要である。 本発明者らは、 すでにこ う した作用を合わせ持つゴ キプリ の誘引, 摂食刺激剤をいく つか提供している [ U S P 4 , 6 2 7, 9 8 1 、 U S P 4 , 9 1 1 , 9 0 7 ] 0
[0007] これらのゴキブリ の誘引, 摂食刺激剤の有効成分であるテ ト ラ ロール、 ナ フ ト ール、 フ ユ ノ ール系化合物及びィ リ ステク ト ラ ミ ン ズアルコ ール 類は、 十分活性があり、 他の添加剤を加えな く と も有用であつたが、 ヮ モ ンゴキブリ の雄に対してのみ効果を示す傾向にあつたため、 多く のゴ キブ リ種やメ ス単独のコ ロ ニーに対して適用する際には、 その効果が若 干落ちる こ とがあった。 発明の開示
[0008] 本発明者らは、 これら従来のゴキブ リ誘引, 摂食刺激剤の欠点を補い、 かつ、 従来よ り効果的なゴキブリ誘引, 摂食刺激剤を提供すべく、 種々 のテ ト ラ リ ン系化合物、 ナフタ レ ン系化合物、 ベ ンゼ ン系化合物および その他の複素環化合物についてゴキブ リ の誘引、 摂食刺激作用を検討し た結果、 二環性で窒素原子を有する化合物を後述する試験例 1 に示すご と く 鋭意検討した結果、 特定のテ ト ラ リ ン系化合物がヮ モ ンゴキブリ成 虫に対して強い誘引、 摂食作用を示しすことを見いだし、 更に多種類の ゴキブリ種に対して強く、 ゴキブリの雌雄が共存してもなんら活性が低 下しない誘引作用と摂食作用を示すことを見いだし、 本発明を完成する に至つた。
[0009] 本発明は、 式
[0010]
[0011] (式中、 Rはァミ ノ基またはアミ ノ メチル基を示す。 ) で表される化合 物の 1 種または 2種以上を有効成分とするゴキブリの誘引、 摂食刺激剤 である。
[0012] 式 I で表される化合物は公知化合物であり、 例えば以下の文献に記载 されているが、 ゴキブリの誘引、 摂食刺激作用については知られていな い。
[0013] V.6ri nste i ns et a I . , Lav. RSR Zi nat. Akad. Vestis, Kim. Ser. , 1967, 7.. 128
[0014] V. S. i sra et a I.. J. Indian Chem. Soc..1958.3_6.803
[0015] S. W. Fenton et a I. , J. Am. Chem. Soc. , 1955, 7J., 979
[0016] 本発明のゴキブリ誘引、 摂食刺激剤は、 例えば有効成分である化合物 を、 適当な溶媒 (例えば、 アセ ト ン、 メ タノール、 エタノール、 テ トラ ヒ ド ロ フラ ン、 エチ レングリ コール、 ジエチ レング リ コール、 N , N — ジメ チルホルムアミ ドなどの親水性有機溶媒, ベンゼン、 ク ロ 口ホルム、 エーテル、 メ チ レンク ロライ ド、 n —へキサンなどの親油性有機溶媒な ど) に溶解した後、 これを適当な担体 (例えば濾紙、 厚紙、 不織布、 綿 布、 フランネルなど) に含浸させ、 溶媒を乾燥させることによ り誘引テ ープなどと して製造することができる。 また、 本発明の有効成分である 化合物を通常用いられる結合剤、 賦形剤、 滑沢剤、 安定化剤などを用い - - て、 通常の方法 (例えば、 第 1 2改正日本薬局方に記載の方法) によ り 顆粒剤、 丸剤、 錠剤などと して製造する こ とができる。 これらのゴキブ リ 誘引、 摂食刺激剤は、 容器状のゴキブリ捕獲器の粘着板中央に設置す るなどしてゴキブリ の駆除に使用する こ とができ る。
[0017] あるいは、 本発^のゴキブリ誘引、 摂食刺激剤は、 本発明の有効成分 である化合物を粘着剤や樹脂中に混入するか、 殺虫成分と共に粘着剤や 樹脂中に配合するなどして、 各々誘引粘着板、 誘引殺虫シー ト、 同プレ ー ト、 同テープなどとするか、 または殺虫成分と通常用いられる乳化剤、 分散剤、 浸透剤、 懸濁剤、 湿潤剤、 展着剤、 賦形剤などを用いて、 殺虫 剤指針 ( 1 9 90版) に記載の剤形 (乳剤、 水和剤、 粒剤、 粉剤、 油剤) や 医薬品製造指針 ( 1 9 90版) に記載の剤形 (マ ッ ト、 ボール、 ペー ス ト、 べィ ト、 顆粒など) に製造し、 誘引殺虫剤と して使用する こ と もできる c 本発明の有効成分の使用量は極めて少量で誘引、 摂食刺激作 ;を示す ため特に使用量に注意を有しないが、 例えば、 ベイ ト剤などであれば通 常全量に対して 0 . 0 1 重量%以上の瀵度で存在させる こ とが好ま しい。
[0018] 以下、 試験例を挙げて本発明の誘引、 摂食刺激作用を具体的に説明す な 0 試験例 1
[0019] (検体)
[0020] 表 1 に示す化合物を用いた。
[0021] (供試虫)
[0022] ヮ モ ンゴキブリ の雌雄 ( 1 : 1 ) 成虫 2 0 0頭を 1 群と して、 1 検体 にっき 3群用意した。
[0023] (試験方法)
[0024] 直径 1 1 c mの濾紙 (東洋濾紙 No. 1 ) 上に等間隔に直径 2 c mの円 を 6個設け、 5個の円に検体または対照 1 m gを含むァ セ ト ン溶液 1 0 1 s 及び残り の円にブラ ンク と してアセ ト ン 1 0 z l を塗布し、 十分 に風乾して溶媒を揮散させテ ス ト紙を調製した。 別個のケージ ( 3 5 X 3 O X 1 8 c mのポ リ カーボネー ト製透明容器) にそれぞれ供試虫を 1群ずついれ、 2 5 °C, 1 2 L — 1 2 D ( 1 2時間 明期一 1 2時間暗期) の条件下で飼育して慣ら した後、 そ こ に様々な組 合せで作成したテ ス ト紙を入れた。 2 4時間経過後にテス ト紙を回収し てその摂食状態を調べた。 各検体について 3回の試験を行った。 また、 —旦試験を行つたケージに いては、 1週間以上間隔をおいた後次の試 験を行った。
[0025] (評価方法)
[0026] 試験後の濾紙の状態により、 以下のよ う に 7段階のス コ アをつけ、 評 価し 7 0
[0027] 食痕なし
[0028] 1〜数個の食痕が見られた。
[0029] 1 0〜 2 0個の食痕が見られた。
[0030] 2 : 塗布部位の半分以上に食痕が見られた。
[0031] 3 : 塗布部位の殆どに食痕が見られるか、 または穴が開く程激しい 食痕が見られた。
[0032] 4 : 塗布部位の殆どに穴が開く。
[0033] 5 : 塗布部位全て喰いちぎられる。
[0034] (結果) 結果は表 1 に示した。
[0035] 名称 評価
[0036] 1一了ミノー 5, 6.7, 8—テトラ Λイト *口ナフ夕レン 5
[0037] 1一了ミノー 4ーフ * πモ- 5, 6, 7, 8-ίトラ /、イト' πナフタレン 4
[0038] 1一了ミノー 2, k- フ' πモー 5.6, 7, 8— τトラハイト * πナフタレン 1
[0039] 1一了ミノー 2.4-·/'フ' πモー 5, 6, 7, 8—テトラ/、イト-口ナフ夕レンハイト' πフ' πマイト'
[0040] 1一アミノー 1, 2, 3, 4—テトラハイト * πナフタレン
[0041] 1 -アミノ- 1, 2, 3, 4一 ίトラハイド πナフタレンハイト' 0ク 0ライト' 1, 2, 3.4-テトラハイ πナフタレン- 7-ァミト'
[0042] 1一ェチルアミノー 5, 6, 7.8—テトラハイト *口ナフ夕レン
[0043] 1—ァセチルアミノー 5, 6, 7, 8—テトラ Λイト * πナフタレン
[0044] 1-ァセチルァミノ- 4-フ' πモ- 5, 6, 7, 8 -テトラハイ πナフ夕レン
[0045] 1一トリフル才 0ァセチルアミ ー 5, 6, 7, 8—テトラ Λイト * πナフタレン
[0046] Ν- チル一トトリフル才 πァセチルァミノ一 5, 6, 7, 8-テトラハイド πナフタレン
[0047] N -フ'チル- 1-トリフルォ πァセチルァミノ- 5, 6, 7, 8-テトラ Λイド πナフタレン
[0048] 2-ァミノ- 5, 6.7.8-テトラハイド πナフ夕レン 5
[0049] 2-アミ/ -5, 6, 7, 8-テトラハイド πナフ夕レンハイに πク πライト' 4 2-アミノメチル -5, 6, 7, 8-テトラハイ πナフタレン 5 2 -アミノメチル- 5, 6, 7, 8 -テトラ Λイト' πナフタレンハイに π力-ホ'ネ-ト 5 1一アミ ー 4ーク口口ナフタレン 2
[0050] 1一アミゾー 2—ナフトールハイ Γ πクロライト *
[0051] 1-7' πモ -2-アミ/ナフタレン
[0052] N—ェチルー 1一ナフチルァミン
[0053] 1ーァセチルアミ/ナフ夕レン
[0054] a一ナフチルゥレア
[0055] 1- (1-ナフチル) - 2-チォゥレア
[0056] N—ェチルー 1一ナフチルァミンハイト * πフ * πマイ Γ 士
[0057] 2-アミノ- 4 トキ 'ン-ナフタレン 2 トァニリノナフ夕レン
[0058] 1一アミノー 2—フ * πモー 4一二ト πナフ夕レン +
[0059] 8-アミ/ -2-ナフト-ル
[0060] 2—アミノメチルナフタレン 2
[0061] 1一ナフ夕レンメチルァミン 土
[0062] N—メチルー 1一ナフチル !チルァミン 2
[0063] DL-1- (ナフチル); ίチルァミン 2 キパン
[0064] イソキ ン キ サリン
[0065] ジパン
[0066] 5, 6, 7, 8 -テトラハイド πキ /リン 士
[0067] 5, 6, 7, 8-テトラハイ πイソキゾリン 2
[0068] 2— チルキノリン
[0069] 8-メチルキノリン
[0070] 2_メチル _4_アミ/キノリン
[0071] 2 チル -6 -アミ リン
[0072] 2-メチル -8-了ミノキノリン
[0073] 2—メチルー 1, 2, 3, 4-テトラ/、イド口キノリン
[0074] 3-メチル -5, 6, 7, 8-テトラ Mに口キノリン 5
[0075] 3 チルキ /リン 4
[0076] 1-ヌチルイソキパン 5
[0077] 2, シ'メチルキ /リン 4
[0078] 5-アミ インタ'ン 2
[0079] 3, 4- (ヌチレンシ'ォキジ)ァニリン 2
[0080] 2—アミ ー 9一 ィ πキジフルオレン
[0081] 試験例 2
[0082] (検体)
[0083] 検体と して表 2 に示す化合物を用いた。 尚、 対照と して、 5, 6, 7, 8 — テ ト ラ ハイ ドロ ー 1 一ナ フ ト ール、 5, 6, 7, 8 — テ ト ラノヽイ ド ロ ー 2 —ナ フ ト ール、 1 —ナ フ ト ール、 2 —ナ フ ト ール、 p — n — ア ミ ルフ ヱ ノ ールを用いた。
[0084] (供試虫)
[0085] ヮ モ ンゴキブ リ雄成虫、 同雌成虫、 同雄幼虫、 同雌幼虫毎に各 2 0 0 頭からなる性と令期が単一の群と ヮ モ ンゴキブ リ雄成虫、 同雌成虫、 同 雄幼虫、 同雌幼虫各 5 0頭計 2 0 0頭からなる性と令期が異なる ものが - - 共存する群 (以下 fit雄共存群と称する) を各々 1群ずつ用意した。 (成 虫は羽化後 1 ケ月経過したものをいい、 幼虫は孵化後 4 ヶ月を経過した 中令幼虫をいう。 )
[0086] (試験方法)
[0087] 試験例 1 に準じて処理し、 摂食の程度をヮモ ンゴキブ リ の性と令期が 単一の場合と雌雄共存する場合について調べた。
[0088] (評価方法)
[0089] 試験例 1 に準じて評価した。
[0090] (結果)
[0091] 結果を表 2 に示す。
[0092] ( こ の頁 , 以下余白 )
[0093] - -
[0094] 表 2
[0095]
[0096] 1 ーァミ ノ一 5, 6, 7 , 8—テ ト ラ ヒ ドロナフ夕 レン, 2—ァミ ノ — 5, 6 , 7 , 8—テ トラ ヒ ドロナフ夕 レンおよび 2—アミ ノ メチルー 5, 6, 7, 8—テ トラ ヒ ドロナフ夕 レン化合物およびその塩は、 各群 において、 対照の化合物よ り も摂食反応が著しく 強いことが確認された c また、 対照の化合物は雄だけが強く 反応していたのに対し、 検体と して 用いた化合物では、 雌にも強く 反応していた。 試験例 3
[0097] (検体)
[0098] 検体と して表 3 の化合物を用いた。 尚、 対照と して、 5, 6 , 7, 8 — テ ト ラ イ ド 1 一ナフ ト ール、 5, 6, 7, 8 —テ ト ラ イ ド 口 — 2 —ナ フ ト ーノレ、 1 一ナ フ ト 一ノレ、 p — n—ア ミ ノレフ エ ノ ーノレ、 T - n —ア ミ ル ァ ニ リ ンを用いた。
[0099] (供試虫)
[0100] ク ロ ゴキブ リ, ャマ ト ゴキブ リ, コ ヮ モ ンゴキブ リ, ト ビイ ロ ゴキブ リ, ト ウ ヨ ウ ゴキブ リ, チ ヤ バネ ゴキブ リ の羽化 1 ケ月の雌雄 ( 1 : 1 ) 成虫 2 0 0頭を 1 群と して各々 5 群ずつ用意した。
[0101] (試験方法)
[0102] 試験例 1 に準じて処理し、 摂食の程度を各種ゴキブリ について調べた c (評価方法)
[0103] 試験後の濾紙の状態によ り、 以下のよ う に 5段階のス コアをつけ、 評 価した。
[0104] 食痕な し
[0105] 1 〜数個の食痕が見られた。
[0106] 1 0 〜 2 0個の食痕が見られた。
[0107] 2 : 塗布部位の半分以上に食痕が見られた。
[0108] 3 : 塗布部位の殆どに食痕が見られた。
[0109] (結果)
[0110] 検体は各種ゴキブリ に対して特異的な誘引, 摂食刺激作用を示した。 一方、 対照のうち、 5, 6, 7 , 8 —テ ト ラ ヽィ ドロー 1 —ナ フ ト一 ル、 5 , 6 , 7, 8 — テ ト ラ イ ド ロ ー 2 —ナ フ ト ール、 1 一ナ フ ト ー ル、 p — n —ァ ミ ル フ エ ノ ー ル、 p — n —ア ミ ル ァ ニ リ ンは検体よ り も 活性が弱かつた。
[0111] 結果を表 3 に示す。 表 3
[0112]
[0113] 試験例 4
[0114] (検体)
[0115] 2 — ア ミ ノ ー 5 6 , 7, 8 — テ ト ラ ヒ ドロ ナ フ タ レ ン、 または 2 — ア ミ ノ メ チルー 5 6 , 7, 8 — テ ト ラ ヒ ドロ ナ フ タ レ ンを用いた。
[0116] (供試虫)
[0117] ヮ モ ンゴキブ リ ク ロ ゴキブ リ, ャマ ト ゴキブ リ, チ ヤ バネ ゴキブ リ, ト ゥ ヨ ウ ゴキブリ についてそれぞれ成虫 5 0頭幼虫 5 0頭からなる群を 3 群ずつ計 1 5群用意した。
[0118] (試験方法)
[0119] 直径 1 c mの円形濾紙 (東洋濾紙 No . 1 ) に検体をそれぞれ 1 0 0 0 gを含む溶媒を塗布し、 誘引剤を調製した。 また、 魚粉 7 5部、 マル ト ース 5部、 L ーァ ラ ビノ ー ス 5部、 ォ レ イ ン酸 5部、 米ヌ カ油 1 0部 よ りなる混合物に若干の水を加えて練り、 0 . 7 g程度の小さな団子状 の誘引剤を調製した。
[0120] 約 6畳の広さの部屋を 5室用意し、 試験実施 1週間前からそれぞれ別 種の供試虫を 1群を放し、 十分に餌と水を与えておいた。
[0121] 実開昭 5 4 - 1 4 2 6 7 9号公報記載のゴキブリ捕獲器の粘着面中央に 前記円形誘引剤を設置した トラ ッ プ A、 同じく粘着面中央に前記団子状 誘引餌 ( 0. 7 g ) を設置した ト ラ ッ プ B、 粘着面に何も設 しない ト ラ ップ Cを一組にしてこの部屋に置き、 2 4時間経過後に各 ト ラ ップの ゴキブリ捕獲数を調べた。
[0122] 実験は 3回繰り返し、 その平均値を四捨五入したものを捕獲数と した。 (評価方法)
[0123] A, B, Cの ト ラ ップに捕獲されたゴキブリの頭数にて誘引剤の効果 を判断した。
[0124] (結果〉
[0125] 2 — ア ミ ノ ー 5, 6, 7, 8 — テ ト ラ ヒ ドロ ナ フタ レ ン及び 2 — ア ミ ノ メ チル一 5, 6, 7, 8 — テ ト ラ ヒ ドロナ フ 夕 レ ンは ト ラ ッ プに用い ても、 その優れた誘引効果に有用性が認められた。
[0126] 結果を表 4、 表 5 に示す。
[0127] 表 4 (検体: 2 —アミ ノ ー 5 , 6 8—テ ト ラ ヒ ドロナフタ レン) ト ラ ッ プ ゴキブリ捕獲数
[0128] 種 別 A B C
[0129] ヮモンゴキブリ区 5 4 2 6 1 2
[0130] ク ロゴキブリ区 5 0 2 3 1 0
[0131] ャマ トゴキブリ区 5 2 2 0 1 5
[0132] チヤパネゴキブリ区 5 4 2 8 1 4
[0133] ト ウヨウ ゴキブリ区 5 8 2 1 1 1 表 8 (検体: 2—ア ミ ノ メ チルー 5, 6 7, 8 _テ ト ラ ヒ ドロナフタ レ ン) ト ラ ップ ゴキブリ捕獲数
[0134] 種 別 A B C
[0135] ヮモンゴキブリ区 5 8 2 3 7
[0136] ク 口ゴキブリ区 5 3 1 9 1 1
[0137] ャマ トゴキブリ区 5 6 2 2 1 2 チ ヤパネゴキブリ区 6 1 2 3 1 0
[0138] ト ウ ヨ ウゴキブリ区 6 8 1 9 9
[0139] 発明を実施するための最良の形態
[0140] 以下、 実旌例を挙げて本発明の誘引、 摂食刺激剤を具体的に説明する。 実施例 1
[0141] 魚粉 7 5部、 マル ト ー ス 5部、 Lーァラ ビノ ー ス 5部、 ォ レイ ン酸 5 部、 米ヌ カ油 1 0部、 安息香酸ナ ト リ ウ ム 0 · 0 6部、 ジブチル ヒ ド ロ キ シ ト ルエ ン 0. 0 2部、 ペルメ ト リ ン 1部、 2 — ア ミ ノ メ チルー 5, 6 7, 8 —テ ト ラ イ ドロナフタ レ ン 0. 0 5部、 及び P — n —ア ミ ル フ -ノール 0. 0 3部よりなる混合物に若干の水を加えて練り、 0. 7 g程度の小さな団子状の本発明ゴキ ブ リ誘引毒餌剤を得た。
[0142] 実施例 2
[0143] 溶性デ ン粉 1 5 0部、 バ レイ シ ョ デ ン粉 1 5 0部 g、 ホ ウ酸 1 0 0部、 安息香酸ナ ト リ ウ ム 0. 6部、 ジブチ ル ヒ ド ロ キ シ ト ルエ ン 0. 2部、 2 — ア ミ ノ ー 5, 6 7, 8 — テ ト ラ イ ド ロ ナ フ タ レ ン 0. 0 3部、 p — n — ァ ミ ルフ ユ ノ ー ル 0. 1部及び水 5 9 9. 5部を混合し、 1 0 g程度の大きさに成形して本発明ゴキブリ誘引毒餌剤を得た。
[0144] 実施例 3 小麦粉 1 0部、 溶性デ ン プ ン 3 5部、 デ ンプ ン 3 5部、 メ ト プ レ ン 1 部、 安息香酸ナ ト リ ウ ム 0. 0 6部、 ジブチ ル ヒ ド ロ キ シ ト ルエ ン 0. 0 2部、 p — n — ブチ ルフ エ ノ ール 0. 0 5部、 2 — ァ ミ ノ 一 5 6 7 8 — テ ト ラ ハイ ド 口 ナ フ 夕 レ ンハイ ド口 ク ロ ラ イ ド 0. 0 3部に適 宜水を加え混合し、 5 g程度の大きさに成形して乾燥させ本発明ゴキブ リ誘引毒餌剤を得た。
[0145] 実施例 4
[0146] コ ー ン シ ロ ッ プ 1 0 0部、 ソ ル ビ ッ ト 3 0部、 ゼラ チ ン 1 4部、 水 4 8部、 ピ リ プロ キ シフ ユ ン 2部、 安息香酸ナ ト リ ウ ム 0. 0 6部、 ジブ チ ル ヒ ドロキ シ ト ルエ ン 0. 0 2部、 p — n — ブチルフ エ ノ ール 0. 0 5 部、 2 - ア ミ ノ メ チ ルー 5 6 7 8 — テ ト ラ イ ド 口 ナ フ 夕 レ ン ハイ ド口カ ー ボネー ト 0. 1部を混合し、 1 0 g程度に成形して本発明 ゴキブリ誘引毒餌剤を得た。
[0147] 実施例 5
[0148] 水飴 4 0部、 オーツ麦粉 4 5部、 マ ク ロ ゴール 1 1部、 シフ ユ ノ ト リ ン 0. 5部、 ジフ ルべ ン ズロ ン 1部、 安息香酸ナ ト リ ウ ム 0. 0 6部、 ジブチ ル ヒ ド ロ 牛 シ ト ルエ ン 0. 0 2部、 2 — ア ミ ノ ー 5, 6 7 8 — テ ト ラ イ ド ロ ナ フ タ レ ンハイ ド 口 ク ロ ラ イ ド 0. 1 部を混合 し、 1 0 g程度の大きさに成形して本発明ゴキブリ誘引毒餌剤を得た。
[0149] 実施例 6
[0150] 黒砂糖 2 0部、 コー ン油 2部、 サナ ギ粉 2部、 ビス ケ ッ ト粉 2 0部、 デキ ス ト リ ン 5 0部、 安息香酸ナ ト リ ウ ム 0. 0 6部、 ジブチ ル ヒ ド ロ キ シ ト ルエ ン 0. 0 2部、 ヒ ド ラ メ チ ノレノ ン 2部、 2 — ア ミ ノ メ チ ルー 5 6, 7 8 — テ ト ラ イ ド ロ ナ フ タ レ ン 0. 0 3部、 p — n — ア ミ ル フ ユノール 0. 0 2部を混合し、 5 g程度の大きさに成形して本発明 ゴキブリ誘引毒餌剤を得た。
[0151] 実施例 7
[0152] 粉糖 2 0部、 コ ー ン油 1 0部、 ト ー モ ロ コ シ油 3 0部、 結晶セ ル 口 一 ス 6 0部、 ェ ト フ ヱ ンブロ ッ ク ス 2部、 安息香酸ナ ト リ ウ ム 0. 0 6部、 ジブチル ヒ ドロ キ シ ト ルエ ン 0. 0 2部、 2 — ア ミ ノ ー 5, 6, 7, 8 — テ ト ラ イ ド 口 ナ フ 夕 レ ン 0. 0 3部、 p — t e r t — ア ミ ルフ エ ノ ー ル 0. 0 3部を混合し、 5 g程度の大き さに成形して本発明ゴキブリ 誘引毒餌剤を得た。
[0153] 実施例 8
[0154] 鉱油 1 5部、 水酸化ア ンモニ ゥ ム 2部、 ポ リ オキ シエチ レ ンォニルフ ェ ニルエーテル 2部、 カ ルボキ シメ チ ルセルロース 0. 5部、 バレイ シ ョ デンプン 3. 5部、 プロ ポ ク スル 1 部、 フ ユ ノ キ シカーブ 0. 5部、 安息香酸ナ ト リ ウ ム 0. 0 6部、 ジブチル ヒ ドロキ シ ト ルエ ン 0 · 0 2 部、 p — s e c —ブチルフ ヱ ノ ール 0. 0 5部、 2 — ア ミ ノ メ チル一 5, 6, 7, 8 — テ ト ラ イ ド口ナ フ夕 レ ン 0. 0 3部及び水 6 0. 7部を 混合し、 5 g程度の大きさに成形して本発明ゴキブリ誘引毒餌剤を得た t 実施例 9
[0155] ホ ワ イ ト鉱油 1 5部、 ボ リ ォキ シエチ レ ング リ コ一ルジォ レエー ト 1. 5 部、 ポ リ オキ シエチ レ ンォニルフ エ ニルエーテル 2部、 ヒ ドロキ シェ チ ルセルロース 1 部、 キサ ンタ ンガム 0. 5部、 コ ー ンス ターチ 5部、 ク ロ 口 ピ リ フ ォ ス メ チル 2部、 安息香酸ナ ト リ ウ ム 0. 0 6部、 ジブチ ル ヒ ドロ キ シ ト ルエ ン 0. 0 2部、 3 — メ チル一 4 一 イ ソプロ ピルフ エ ノ ール 0. 0 5部、 2 —ア ミ ノ メ チルー 5, 6, 7, 8 —テ ト ラ イ ド ロ ナフ タ レ ンハイ ド口カーボネー ト 0. 0 5部を混合し、 5 g程度の大 き さに成形して本発明ゴキブリ誘引毒餌剤を得た。
[0156] 実施例 1 0
[0157] 2 — ア ミ ノ メ チルー 5, 6, 7, 8 — テ ト ラ イ ド口 ナ フ夕 レ ン約 1 g に約 2 0 0 m l の n —へキサ ンを加え、 攪拌機によ って約 1 0分間十 分に攪拌して溶解させた。 こ の溶液を分注機によ り、 幅 2 0 c m, 長さ 5 0 c m, 厚さ 0. 1 c mの不織布に均一に含浸させた後、 n キサ ンが揮散するまでよ く風乾させた。 こ の含浸布を切断機によ って幅 0. 5 c m, 長さ 2 0 c mに切断し、 誘引、 摂食剌激テープを製造した。
[0158] このテープは容器状のゴキブリ捕獲器の粘着板中央に設置して使用する こ とができ る。
[0159] 実施例 1 1
[0160] 2 — ア ミ ノ メ チルー 5 6 , 7 8 — テ ト ラ イ ド ロ ナ フ タ レ ン ド ロ ク ロ ライ ドを 0. 5 g, ホウ酸 1 0 0 g, 溶性デン粉 1 5 0 g, バ レ イ シ ョ デン粉 1 5 0 g, 水 5 9 9. 5 gを混合し、 適宜の大き さに成 形してペイ ト剤を製造した。
[0161] 実施例 1 2
[0162] 2 — ア ミ ノ ー 5, 6, 7, 8 — テ ト ラ イ ド ロ ナ フ タ レ ンを 0. 0 5 g, 白色ワ セ リ ン 2 0 g, d — フ ユ ノ ト リ ン 7 7. 9 5 gを混合し、 こ れを幅 5 c m, 長さ 2 0 0 mのポ リ エチ レ ンテープに塗布した。
[0163] これを幅 5 c m, 長さ 2 0 c mに切断し、 殺虫テープを製造した。
[0164] 実施例 1 3
[0165] 2 — ア ミ ノ メ チルー 5 6, 7, 8 テ ラ イ ドロナフ タ レ ン 0. 5 g を 2 0 0 m l のアセ ト ンに加えて、 よ く援拌して溶解した。 ホール ビべ ッ トを用いてこ の溶液の約 0. 1 m l を直径 3 c mの円形饞紙 (東洋濾 紙 No. 2 ) に含浸させた後、 アセ ト ンが揮散するまでよ く 風乾させた。 内側にヮ セ リ ンを幅に塗ったガラ ス円筒 (直径 1 3 c m, 高さ 1 8 c m) の中にこ の含浸濾紙 1枚を入れ、 簡易ゴキブリ ト ラ ッ プを製造した。
[0166] 実施例 1 4
[0167] 2 — ア ミ ノ メ チルー 5 6, 7, 8 — テ ト ラ ヒ ドロ ナ フ 夕 レ ン 0. 5 g , p— n— ア ミ ルフ エ ノ ール 0. 5 g, 天然ゴム 2 0 0 g, アルコ ン (商品名: 荒川化 工業社製) 7 8 0 g, ジブチル ヒ ドロキ シ ト ルエ ン 1 0 gをよ く 混練し、 これを幅 9 c m, 長さ 2 0 c mの厚紙にロールで 塗布し、 容器状ゴキブリ捕獲器の誘引粘着板を製造した。
[0168] 実施例 1 5
[0169] 2 — ア ミ ノ メ チルー 5 6 7 8 — テ ト ラ ヒ ドロ ナ フ タ レ ン 0. 5 g, ヒ ド ラ メ チルノ ン 5 0 g, 溶性デン粉 2 0 0 g, 'レイ シ ョ デン粉 1 5 0 g, 水 5 9 9. 5 gを混合し、 適宜の大き さに成形してベイ ト剤 を製造した。 産業の利用可能性
[0170] 本発明の誘引、 摂食刺激剤は多種のゴキブリ に対して強力な誘引、 摂 食剌激作用を示すと共に雌雄ゴキブリが混在していてもその駆除に著し く 効果がある。
[0171] また、 本発明の誘引、 摂食剌激成分は単独でもゴキブ リ に対して強い 誘引、 摂食刺激効果を示すと共に定着作用もよ く、 誘引摂食の製造に際 しては、 デン粉、 糖類などの添加は必要と しないので、 本発明の誘引、 摂食刺激剤は生産コス トが低く、 剤型も大型化することなく使用に便利 である。 また、 本発明のゴキブリ誘引、 摂食刺激成分は各ゴキブリ駆除 剤に対し、 速効性を付加することが可能である。
权利要求:
Claims請求の範囲
1 . 式
( 式中 , Rは ァ ミ ノ 基またはア ミ ノ メ チル基を示す。 ) で表 わさ れる化合物の 1 種または 2 種以上を有効成分 と す る こ と を 特徴と す る ゴキ ブ リ の誘引 , 摂食刺激剤。
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同族专利:
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